居なくなるということ
コロナ騒動でたくさんの方がなくなっていく。
身近な人がかかったとか亡くなったとかじゃなければ、基本的には他人事になってしまう。
あなたは身近な人が亡くなった経験はありますか?
私は小学生の時におばあちゃんを。
学校から帰ってきたら、動かなくなっていた私はとても動揺して、ご近所さんを呼んで電話をしてもらった。その後警察が来てわたわたした。
とても慌ただしかった、その時は悲しいという感情よりも忙しいとかいつもと違う空気に動揺する方のが大きかったのだけど後日、私はよくおばあちゃんの部屋ですごした。
寂しかったのだと思う。
一緒にドラえもんを見たり水戸黄門をみたり、その時は何も思っていなくても楽しかったのだ。
あともう1人私のとても身近だった人、数年前にお父さんが亡くなりました。
亡くなった直後は、そこまで悲しくなかった、その前も闘病生活をしていて時々入院することもあったし私自身が介護のようなことをすることもあったし、大変なことも多かったからだと思う。
でも1年くらいして大切さを痛感した。
ただ、私はお父さんとはよく話すほうだったし、最後の最後まで感謝の気持ちとそれを伝える努力を惜しまなかったつもりだ。
もちろん苛立つことも沢山あったからこそ、直後はそこまで悲しくはなかった。
でも今はとても寂しい。
かけてしまったものは戻らないから。
心の中でしか残らない、ふとした時に
無いことを思い出す。